ライフネット生命設立者→その後立命館アジア太平洋大学学長 出口治明さんがまとめた本。
ビジネス書グランプリ2020年で第6位に選ばれてたので読んでみようと思う。


要約・ポイント

BC4世紀にアレクサンダー大王によって行われた東方遠征~巨大王国の誕生と衰退によっておヘレニズム文化と呼ばれる融合文化が生まれ、大いに文化発展を催した(中世における十字軍に匹敵)

ヘレニズム時代は4大学派が隆盛を極める。アカデメイア(プラトン)、リュケイオン(アリストテレス)、エピクロス派、ストア派の4つ。

エピクロス派・・・エピクロスの提唱した快楽主義。とはいっても現代における肉体的な快楽の話ではない。精神的な快楽はパトス(激情)のない平静な状態にあるとして、質素な生活等刺激の少ない生活を実践し心の平静を保とうという学派。主に庶民に人気。

ストア派・・・ゼノンが提唱。徳を積むことで自分と周りを幸せにしようという内容。主にローマのリーダー達に広がる。エリート思想。

感想

エピクロス派は前章の墨子系、ストア派は孔子系ってことね。

緩い教え=庶民に好かれる。キツイ教え=リーダーが良く使うって感じか・・・自分はやっぱ緩い方がいいなあ。

快楽主義ってきくとどうしもてエロい話にしか聞こえない。私の中でパトスがざわつくから平静になれないw

スプラトゥーンだと・・・

エピクロス派・・・淡々と同じブキを使い、代り映えのしない試合を行う。スプラトゥーンはパトスを掻き立てられるからそもそも禁止になってるかも

ストア派・・・いわゆるガチ勢中のガチ勢でその自分のプレイスタイルや行動自体が自分と周りを発展させてくれると考えスプラをプレイしている。(そんなストイックな奴現実にはいないと思うけど)

前の章、次の章の感想は下記からどうぞ!!