ライフネット生命設立者→その後立命館アジア太平洋大学学長 出口治明さんがまとめた本。
ビジネス書グランプリ2020年で第6位に選ばれてたので読んでみようと思う。
要約・ポイント
イスラム教の誕生と発展
イスラム教は6世紀末に誕生し、7世紀~8世紀に発展。
ムハンマドが神の啓示を受けたことを予言者として伝えることで広がった。「神」はユダヤ教とキリスト教と一緒だが教えが違う。(セム的一神教という系統に属す)
ムハンマドは他の創始者と違って俗世で商人・市長・軍人として活動し最後も普通に死を迎えた「普通の人」。イスラム教はビジネスを生業とした人間が考えた宗教であるといえる。
自分は預言者としてアラーを唯一の神とし、六信五行(神・天使・啓典・預言者・来世・定命を信じ礼拝、信仰告白、喜捨、断食、巡礼を実行)を説いた。専従者がいない/偶像崇拝禁止も特徴。
「スンナ派」と「シーア派」
スンナ派・・・コーランやハディースなどに書かれているムハンマドの言葉と行動をそのまま慣行として大切にしていこうとする派閥
シーア派・・・ムハンマド後継者の正当性を重視し、宗教/政治的首長と権利を与えるべきだと考える。ペルシャ(今のイラン)で浸透
特徴としてはキリスト教と違い教義や神の捉え方ではなく、誰をリーダーとしていくかという部分が争点になっている。
その他
ジハード=自分が立派な人間となれるよう奮闘努力すること=テロ行為ではない。
一夫多妻=当時は戦争で夫を失う女性が多く、その女性の保護を行うという背景あり。本来女性蔑視している宗教ではない。イスラム教を信仰する中の特殊な国の一部が政治や文化的に女性蔑視しているだけ。
原理主義=アメリカで19世紀末から20世紀初頭に盛んになったキリスト教グループを指す言葉だった。聖書やコーランに反するから〇〇をやめろと過激にいってくる人たちのこと。産業革命や国民国家制に乗り遅れた国々の保守主義思想。ISの考えは明治時代の「尊王攘夷」や「廃仏稀釈」といった考えによく似ている。
感想
イスラム教の5行ってある種の確立された素晴らしいルーティンやん。常に神への信仰を忘れず毎日決められた祈りをささげ(瞑想=マインドフルネス)、時々断食する(腸を休める。)
やっぱISみたいなイスラム過激派が全てではないよね・・・イスラム教も芯の通った良い教えがベースだよね。(STOP。偏向報道!!)
スプラトゥーンだと・・・
スプラやると心はイライラし、睡眠不足や暴飲暴食になることもあるよね。
スプラをプレイする環境で上記「5行」をベースに考えてみる。
毎日ガチマッチを一定回数プレイすると決め、ガチマッチの合間にしっかりイライラをマインドフルネスでリフレッシュして、体のことを考え、たまにプチ断食等で腸を休めることで身心のバランスをとることを一日の日課にするって感じか。
ちなみに私は今以下を実践中だけど身心ともに調子がいいっす。やっぱ何かしらのルーティンを設定するのは大事。
〇現在1日に5試合=1SETとして早朝に1SET、夕食後に1SETのガチマッチを行う。
〇夜は10時までに寝て朝5時に起きてスプラトゥーンをする。
まぁスプラトゥーンが日常の中の日課になってることは確か。私の中である種の宗教的に儀式みたいになってきてるかもw
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